2015年伊豆ツアーレポート②

(レポート①からのつづき)

陽が昇り、もう少し海水温が上がるまでの間、メンバーたちは各々仮眠を取る。

通常のサタモッツ練習の後、深夜に不眠で移動し早朝の6時に到着するという無謀なプランのため、実はみんな眠くて仕方ないのだ。

 

女性陣も、無防備な格好で睡眠。
しかし、お腹の上で手を合わせて、これじゃまるで「どざえもん」じゃないか。

 

“メッシー”はなぜか砂浜に穴を掘り、その中で睡眠。

冷たさを求めているのか、「穴があったら入りたい」ことでもあったのか、理由は不明。
一つだけ明らかなことは、彼が相変わらずやせ細っているということだけだ。

 

そんな中、一人だけ眠らずに朝焼けの海を見ながら世界に入っているヤツが。

沐浴を済ませたばかりの“ブラザーK”だ。
彼は、サタモッツ練習に参加していないため、きっちり睡眠を取って参加しているのだ。

 

真っ白い女と、東南アジア系の褐色の女。

将来シミになることを恐れていないのか。
10年後にこの画像を見て後悔するがいい。

 

そして、時刻も9時を回ると、仮眠を取っていたメンバーたちも起き出し、入水を開始。

ちょっと水遊びしては、ビーチに上がってお菓子を食べる。
とてもダラダラとした優雅な時間を過ごす。

 

俺も、愛犬の暑さ対策として、ちょっとひと泳ぎさせたりしていた。

一方の若僧“黒ちん”は、ビーチを徘徊しながら盗撮に励んでいた。
充実感を表す「ダブルピース」を見せる。

 

現役女子大生の“あいちゃん”は、完全に「焼き」に入っている。

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絶対に10年後に後悔するのに、我々人生のベテランとも言える大人たちの忠告にも耳を貸さずに焼き続ける。

 
ちなみに、上の画像のメイキングはこうなっている。

無防備だ。
もっと際どい角度から撮ってやることもできるのに、それをしないのが我々大人の理性。

 

「撮ろうと思えば、いつでも撮れるんだぜ?」
という、勝ち誇った表情を見せるブラザーK。

 

俺は優雅に、ボディボードに愛犬を乗せて遊泳。

この日は波も穏やかで、実に気持ちいい。
日によっては遊泳制限が出るくらい、この海岸は波が「時の運」任せなのだ。

 

すると、坊主が再び入水。

単にプカプカ浮こうという感じではない。
何かの目的をもった後ろ姿だ。

 
数分後、砂浜に戻り、盗撮カメラマンに対して何かの指示を出す。

 ここから11時の方向に可愛い女子の二人組がいる。スタイルもいい。頼んだぞ!


 あの二人組ですね? 任せて下さい。激写してきますよ!


 

そして、バズーカーのようなレンズを装備したカメラを片手に、彼は海のほうへと消えていった。

 

あんな望遠レンズのカメラがあるのに、盗撮はおろか一切狙ってもらえなかった二人。

ドンマイ!
きっと世の中、マニアックな男もいるだろうさ。

 

その後も、彼は千里眼のような眼差しで海に浮かぶ美女たちを物色していたのであった。

 

帰りは渋滞を避けるつもりで天城越えして修善寺方面へ抜けるも、そこも激混みで結局は海沿いを走るのとあまり変わらないくらいの時間が掛かってしまった。

それでも、天気も波も良くて、楽しい一日だったのであった。

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2015年伊豆ツアーレポート①

2015年8月2日の日曜日で、毎年恒例、サタモッツの日帰り伊豆ツアーを開催した。

2015伊豆ツアー_001

どこからどう見ても「120%海水浴」という格好で現れた非常勤隊員 “ブラザーK” 。

間違っても山登りには見えないであろう。
自分がこれから何をするかを具現化している、非常に分かりやすい行動だ。

 
2015伊豆ツアー_002

その他のメンバーは、つい数時間前までのサタモッツの練習からそのまま来たのか!というくらいラフないでたち。

見ようによっては、ブラザーKだけ一人張り切り過ぎているようにさえ見える。

 
2015伊豆ツアー_003

女性陣は、一丁前に更衣室へ着替えに。

残った男性陣は、車の中や木陰といったアウトドアで、堂々と海パンに履き替える。
誰もが自分のボディにそれなりの自信を抱いているということだろうか。

 

俺の愛犬は、久しぶりの砂浜が気持ちいいのか、ビーチに着くなりハイテンションだった。

とはいえ、時刻はまだ6時前。
もう少し海水の温度が上がってくるまでは、しばし仮眠タイムなのである。

 

サタモッツが毎年ホームグラウンドとしているのは、南伊豆の多々度浜。

チャラいビーチとして有名な「白浜」の少し先にある海水浴場で、白浜同様に白い砂と青い海が美しいビーチだ。
まずは、テントやらパラソルやらを設置して、ベースキャンプを設営する。

 

俺の愛犬もテントの中でくつろぐ。
犬なのに、この手の企画にはなぜかデフォルトで参加させられている。

 

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このビーチは、公共の交通機関で来ることが難しい。
つまり、車で来るしかないのだが、その割には駐車場が少ない。

ということは、駐車場の数しか来客がないので、湘南のようには混まないのだ。

 

ということで、駐車場確保のために深夜に出発して早朝の6時には到着するスケジュール。

とはいえ、まだ水が冷たくて泳ぐことができないので、時間を持て余してしまう。
そこで、水着の女子を盗撮すべく専属カメラマンを同行していたのだった。

 

盗撮担当以外の面々は、コンビニで買ったパンなどで朝食を取ったり、なぜかゴーグルを装着したりと、とにかく退屈を紛らわそうと必死だった。

 

そんな中、なぜか “ブラザーK” だけが、海パン姿で早朝の海へと入水しようとしている。

サーファーでさえウェットスーツを着ているというのに、まさかの海パン一丁。
聖なるガンジスへの沐浴のような、彼なりの儀式なのだろうか。

 

すると、本当に入水した。

何か悟りの境地にでも達したのだろうか。
メンバーの誰もが唖然とした瞬間だった。

 

さすがに泳ぐには水が冷たすぎたのか、おもむろに浮き輪を用意してライディング。

よく見ると、他にも似たような輩がいる。
彼奴らに触発されてしまったのだろうか。

 

なぜか浮き輪の上から “勝ち組” のような顔で我々を見つめるブラザーK。

水の冷たさにビビッて砂浜で佇んでいる我々に対して「勝った」という意思表示だろうか。
逆に、我々は誰一人負けた覚えはなかったのだが・・・・・

 
つづく>>>

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